滋賀大学ビジネス・インサイト養成プログラム

滋賀大学大学院経済学研究科

データ × アーツ × 国際連携による新たな総合知に基づくビジネス・インサイト養成プログラム

経済学研究科博士前期課程では、経済学や経営学などの高度な専門知識を修得できる従来のカリキュラムに加えて、未来のニーズを発見し価値創造する力を養成することを目的に、令和7年度から「ビジネス・インサイト養成プログラム」を開始しました。

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国際感覚、現場感覚を高め、ビジネス・インサイトを磨く!

Features of the program

プログラムの特色

Features 01

ビジネス・インサイト(=現場・現物・現実を踏まえた高い問題意識、洞察力)の養成

3つの科目群(人文・社会科学方法論、国際連携実践科目、英語による科目)からビジネス・インサイト向上に向けてバランス良く学べる。

Features 02

海外研修でビジネス感覚・国際感覚アップ

アメリカや台湾で、英語による濃密な海外研修が体験できる。
(米国)サンノゼ州立大学でのシリコンバレー・プログラム(台湾)國立台中科技大学商学院でのサマースクール

Features 03

人文・社会科学方法論科目の学修

人文・社会科学(アーツ)分野の授業科目を通じて、論理的思考力を鍛え、定性的アプローチを身に付けながら、価値創造に向けた方法論の幅を広げる。

Features 04

英語の実践力強化

学内でネイティブ教員による英語授業を受講できる。
受講者のレベルに応じたe-ラーニング教材も提供。

ビジネス・インサイト養成プログラム
Message

研究科長メッセージ

今日、様々な分野でデータサイエンスを活かし、価値創造につなげることが期待されています。とくにビジネスでは価値創造に向けて、「三現主義」による解像度の高いドメイン知識が欠かせません。

そうしたドメイン知識の獲得には、人文社会科学分野のフィールドワーク、エスノグラフィー、事例研究といった質的研究に基づくビジネス・インサイトが大切になります。

岡本哲弥
岡本哲弥
大学院経済学研究科
研究科長
Business
Insights
Training
Program

About this program

ビジネス・インサイト
養成プログラム

ビジネス・インサイト養成プログラムは、「人文・社会科学方法論科目群」「国際連携実践科目群」「英語による講義科目群」の3つの科目群からなります。

「人文・社会科学方法論科目群」の授業は、人文・社会科学分野における方法論やフレームワークを身に付けたり、また論理的思考力を養ったりするのに役立ちます。「国際連携実践科目群」には、海外研修、野村総合研究所の実務家教員による実践的講義、第一線の研究者・実務家の講演(「ワークショップ」として単位認定)などが含まれます。

ビジネス・インサイト養成プログラム

Overseas Training

海外研修

海外研修Ⅰ(台湾)

Overseas Training 01

海外研修Ⅰ(台湾)

國立台中科技大学商学院におけるサマースクール(短期研修・英語)

台湾において本学経済学研究科と台中科技大学商学院の両校の大学院生を対象としたサマースクールを行います。TSMCをはじめ半導体・IT関連企業が集中するサイエンス・パークや企業の見学も予定しています。

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海外研修Ⅰ(台湾)

Overseas Training 02

海外研修Ⅱ(アメリカ)

サンノゼ州立大学におけるシリコンバレー研修(短期研修・英語)

サンノゼ州立大学シリコンバレー・センターの「Silicon Valley Innovation & StartupProgram」においてイノベーションや起業家精神について体験的に学びます。
【研修内容】

  • AIやアントレプレナーシップなどの専門家、シリコンバレーのCEOによる実践的講義。
  • グループワークによる商品開発プロジェクト。
  • Intel、 Google、 Apple、 TeslaなどのIT先進企業の訪問。

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海外研修の魅力

國立台中科技大学サマースクールやシリコンバレー研修は本学教員や大学間の長年の交流を基盤に実現できたオーダーメイドの研修プログラムです。

台湾の半導体・IT産業はシリコンバレーからの頭脳還流によって発展し、シリコンバレーと共に世界のIT産業で重要な役割を果たしています。シリコンバレーや台湾の研修を通じて起業や世界の競争を五感で感じ、世界のビジネスの仕組みに触れることは、まさにビジネス・インサイトを養成する近道です。

陳 韻如
陳 韻如
大学院経済学研究科 教授

充実した大学院英語教育

「英語による講義科目群」には、「Business CommunicationⅠ・Ⅱ」「Academic WritingⅠ・Ⅱ」などネイティブ教員が担当する授業もあり、活きた英語が学べます。

英語力の向上には継続学習が必要ですが、ビジネス・インサイト養成プログラムの参加者には、自分のレベルに応じた自習用のe-ラーニング教材を提供します。

充実した大学院英語教育

Q&A

よくある質問と回答

Q

プログラムに参加するにはどのくらいの英語力が必要ですか?
入学後の英語学習サポートはありますか?

A

プログラムに参加するための英語力の条件はありません。誰でも申請すれば参加できます。海外研修では英語での授業の受講も必要になるので、それまでに大学院の英語授業や受講者のレベルに応じたe-ラーニング教材を活用して英語力を向上させてください。

Q

海外研修が必修ですが、費用面が心配です。補助制度はありますか?

A

海外研修の費用については心配はいりません。文部科学省の「人文・社会科学系ネットワーク型大学院構築事業」に採択されたプログラムであるため、海外研修に掛かる大半の費用(研修費、交通費、宿泊費など)は令和11年度までは補助金から支給されます。

Q

どの専攻の所属でも参加できるのでしょうか?

A

はい、参加できます。経済学専攻、経営学専攻、経営分析学専攻のいずれの専攻の学生でもビジネス・インサイト養成プログラムに挑戦できます。

Q

大学院での学びの特徴を教えてください。学部教育とはどのような点が異なりますか?

A

大学院博士前期課程は、特定の専門分野についてより深く学修し、2年目には自身のテーマについて調査研究した内容を修士論文や特定課題研究に取りまとめます。ビジネス・インサイト養成プログラムでは、広く人文・社会科学の知見を取り込むことで専門分野に新たな切り口や観点を取り込んだり、ビジネスで新たな価値創造につなげたりできるようになることを目指します。

入試日程・方式については

Entrance examination schedule and format

入試課入学試験係

TEL:0749-27-1023
nyuushi@biwako.shiga-u.ac.jp

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